平成29年7月1日北海道歯科医師会館にて「小児摂食嚥下リハビリテーション‐その診断と対応について‐」の講演が開催されました。
演者は、朝日大学障害者歯科学 玄 景華教授でした。高齢社会において摂食嚥下リハビリテーションは、今後の問題として注目をあびておりますが、重症心身障害児・者に対する摂食嚥下リハビリテーションに対しては、浸透していないのが現状です。これは、摂食嚥下障害のある高齢者の数が、加速度的に増加しているため需要が多いですが小児障害児・者の摂食嚥下障害は、その診断や評価が十分に認知されていないためです。
玄先生は、「食べる力を伸ばす」で摂食嚥下障害児・者の機能獲得のための支援が必要と考え摂食嚥下障害への診断・評価について分かりやすく概説し、重心児・者の「どのようにして生きる力を育てるか」という大きなテーマに向かっています。今後の益々のご活躍を祈念しております。 (文責 薮下)
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