平成30年3月17日に上記発表会と研修会に参加しました。参加者は、札幌歯科医師会会員ならびに歯科衛生士、地方郡市歯科医師会会員からも50名程の出席がありました。症例は、重症筋無力症へのアプローチと在宅訪問摂食嚥下リハビリテーションについてでした。嚥下内視鏡(VE)・ビデオを活用し患者さんに説明し、摂食指導することと再評価をすることで継続した患者さんの摂食嚥下の管理をしておりました。北海道大学の鄭先生からは、かかりつけ医師との連携をしっかりとることも大切との言葉でした。
研修会は、札幌 中村記念病院の耳鼻科医小西 正訓先生から脳卒中を中心に嚥下障害の経過についての説明でした。脳卒中に罹患すると約半数が嚥下障害を生じるが、2週間程度までに約7割が全快ではないた回復するとのこと8週を超えると改善の見込みが低くなるため生命に係る場合は、嚥下機能手術を施行するとのことです。今まで脳梗塞、脳出血で入院した患者さんについて退院後(他医院に入院、在宅・施設)も含め50週にわたり追跡調査を行っての資料については、非常に勉強になりました。
当センターへの今後の課題としたいと思います。(文責 薮下 吉典)
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