平成31年3月16日(土)14:00より札歯会館大講堂にて症例検討会が開催されました。道北口腔保健センターから私が、2演題を発表しました。また、当日は、井上 誠 新潟大教授が「それって本当?摂食嚥下リハビリテーション」と題して講演されました。講演は、超高齢社会・高齢者の摂食嚥下障害・歯科医の摂食嚥下リハ・介護食など多岐に渡っておりました。当センターも今後の課題として摂食嚥下リハビリテーションに活用したいと思います。 (文責 藪下吉典)
平成30年12月19・26日午後7時より特養ねむのきの華にて職員研修をしました。テーマは、「特養での口腔ケア」でした。日頃の利用者さんへの口腔ケアの重要性と方法を勉強し実際に職員同士で相互に実習をしました。
普段から行っているお口の清掃も意外と気付かなかったところもあり、和気あいあいと施設職員が体験したようです。これからも施設の利用者さんに日頃のお口の手入れお願いします。ポイントは、左手をうまく使ってお口を見やすくすることやスポンジブラシを使うときは、回転させながら拭いとる‥等です。12月26日には、長坂所長も参加し施設職員との連携の意見交換しました。 (文責 薮下)
10月24日、31日に神居の旭川歯科学院専門学校にて授業をしました。講義内容は、摂食嚥下リハビリテーションです。食べられない、飲み込めない患者さんへどのような指導・治療をするのか?センターでの活動を報告しながら説明しました。元々の歯科治療とは違う分野なのでなかなか難しい内容でしたが、皆さん勉強に取り組んでいました。旭川歯科学院専門学校は、将来の歯科衛生士の養成学校です。益々勉強して歯科医院や道北口腔保健センターで活躍してもらいたいものです。
(文責 薮下)
平成30年7月14日北洋銀行ビルにて旭川肢体不自由児者父母の会主催のチャリティビールパーティに参加しました。
毎年参加しているこのパーティーは盛大開催され、写真の西川旭川市長も挨拶していました。センターに通院している患者さんの保護者も多数主催者側で活躍されておりました。
当センターからは、長坂センター所長、高田運営委員と薮下でした。ビンゴ等で3人とも景品を頂きました。今後も歯科治療内容で貢献したいと思います。
平成30年3月17日に上記発表会と研修会に参加しました。参加者は、札幌歯科医師会会員ならびに歯科衛生士、地方郡市歯科医師会会員からも50名程の出席がありました。症例は、重症筋無力症へのアプローチと在宅訪問摂食嚥下リハビリテーションについてでした。嚥下内視鏡(VE)・ビデオを活用し患者さんに説明し、摂食指導することと再評価をすることで継続した患者さんの摂食嚥下の管理をしておりました。北海道大学の鄭先生からは、かかりつけ医師との連携をしっかりとることも大切との言葉でした。
研修会は、札幌 中村記念病院の耳鼻科医小西 正訓先生から脳卒中を中心に嚥下障害の経過についての説明でした。脳卒中に罹患すると約半数が嚥下障害を生じるが、2週間程度までに約7割が全快ではないた回復するとのこと8週を超えると改善の見込みが低くなるため生命に係る場合は、嚥下機能手術を施行するとのことです。今まで脳梗塞、脳出血で入院した患者さんについて退院後(他医院に入院、在宅・施設)も含め50週にわたり追跡調査を行っての資料については、非常に勉強になりました。
当センターへの今後の課題としたいと思います。(文責 薮下 吉典)