平成30年3月4日大雪クリスタルホールにて症例検討会が開催されました。対象が、歯科医師、歯科衛生士で32名の参加者でした。(昨年は、20名程度)基調講演は、日本歯科大の菊谷 武教授による「チェアサイドに診るオーラルフレイル・口腔機能低下症―評価と対応のポイント」と題して開催されました。フレイルとは、加齢と伴に心身の活力が低下し、生活機能低下するが、適切な支援にて生活機能の維持向上が可能な状態のことと説明があり、私たち歯科医師は、咀嚼を第一と考えていましたが、お口の機能には、色々あり機能が低下すると様々な問題が出てくるとのことでした。その中でも次のチェックポイントを押さえることが大切とのことでした。
□食べ物の量や食べ物の種類を控えることがあった。
□食事時間が長くなった。
□歯や入れ歯の調子は悪くないのに噛むのが困難になった。
□思い通りにしゃべることが困難だ。
□歯や口のせいで外出を控えることがあった。
また、様々の資料データからお口の機能の低下による問題点、どのようなところをチェックするかなど問題提起があり。大変参考になりました。
症例は、日頃の摂食・嚥下リハビリテーション患者さんから学んだことを発表しました。今回は、私が、入れ歯を入れることで希望していた食べ物を食べられるようになった症例や館先生が特養での10年間の経過を追跡調査、また服部先生が養護学校での活動状況について嚥下造影を披露して頂きました。
今後も患者さん施設利用者さんの食べたり、飲んだりすることに係る健康管理を進めていきたいと思います。写真は、参加された先生方と菊谷先生です。(文責 薮下)
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