診療日程アクセスマップお問い合わせホーム

摂食嚥下リハビリテーション症例検討会が開催されました。

平成28年2月6日(土) 14時00分~17時20分に旭川歯科医師会視聴覚室(3階)にて症例検討会が開催されました。

 症例の内容は、小児障がい者、成人発達障害、脳血管障害者、認知症患者さんの摂食嚥下障害に対するリハビリテーションの発表でした。口から食べることは、人間にとって栄養を摂るためだけではなく、生きる楽しみとしにてかかせないものです。当センターでの摂食嚥下リハビリテーション部門では、外来ならびに訪問診療にて指導を行っております。今回は、各症例発表にて意見の交換・指導内容を評価して今後のリハビリテーションに検討しました。また、小樽の舘先生から最近の内視鏡について、北海道医療大の服部先生から小児の摂食嚥下の流れについて講演して頂きました。

 参加者は、施設勤務歯科衛生士、勤務歯科医師、開業歯科医師、保健所歯科医師、言語聴覚士の方々にも参加頂き感想も頂きました。今後も病院・施設・旭川歯科医師会会員との連携をとりながらリハビリテーションを行う予定です。
(文責 薮下 吉典)

道北口腔保健センター特別講演会が開催されました

  平成27年11月22日旭川歯科医師会大会議室で東京歯科大学 阿部 伸一教授による下記の講演が開催されました。
「幼児・学童期から高齢者に至る咀嚼・嚥下機能の獲得と衰え」9:30~11:30
「インプラント解剖学~粘膜下に潜む危険部位を知る~」12:30~14:30
 旭川歯科医師会会員、北海道歯科衛生士会会員35名程が参加しました。
講演内容は、解剖学から考える筋肉線維の特徴と顎骨の成長と筋・神経との関わり、特に咀嚼筋活動と咀嚼・嚥下の関わりについてでした。印象に残ったのは、養護教諭から「学童期では、栄養状態を考えていたが、噛むということの大切さ・食べ方については、十分検討することが必要と認識させられた。」でした。また阿部教授は、矯正と筋機能訓練の関わりを講演し食事の食べ方がお口の周囲にどのように作用するかを話されました。
 午後からは、インプラントと神経・骨(下顎、上顎)へのパーフォレーションを解剖学的にどのように危険かを講演されました。
 司会・企画した松田先生、座長の伊藤先生御苦労さまでした。写真は、右から三戸旭川歯科医師会会長、阿部教授、藤田副会長・当センター運営委員長です。       (文責薮下吉典)

旭川地区在宅ケアを育む会勉強会で講演しました。

 平成27年10月21日(水)19:00より旭川市市民活動交流センターCocodeにて当センターから摂食嚥下リハ部門の薮下チーフと歯科衛生士の吉岡主任が「最近の口腔ケアについて-全身とのかかわり‐」「道北口腔保健センターでの在宅訪問歯科活動について」を講演をしました。参加職種は、医師、歯科医師、看護師、歯科衛生士、薬剤師など医療職、ケアマネ、施設職員、地域包括支援センターなど介護職など多職種にわたり70名出席しました。定員が60名だったため大盛況でした。内容は、歯ブラシだけではない口腔ケア、食べる前にお口の準備運動、歯周病と全身疾患、百均でできる口腔ケア、道北口腔保健センターの活動状況(訪問歯科診療、これからの地域歯科連携室開設について)でした。特に吉岡主任の在宅での口腔ケア、摂食嚥下リハについては、実際に患者さんに合わせた指導内容で改善がみられ、会場から感嘆の声があがるほどでした。
 今後もセンターでの診療活動について発表したいと思います。参加してくれた松田運営委員、矢口チーフありがとうございました。写真は、発表した吉岡さん、参加者とスライドです。(文責:薮下)       

地域で高齢者を支えるための勉強会~居宅療養管理指導について~

 平成27年9月24日18:30より永山公民館(永山地域包括支援センター)にて上記勉強会が開催されました。この会の目的は、居宅療養管理指導の基礎知識の知識を深めること、医療職と福祉職との連携を深め、地域で支え合いのネットワークを構築することです。講演者は、永山中央薬局の堀籠 淳之先生、グループホームみのりの小野寺 香代さんと道北口腔保健センター会計・摂食嚥下リハビリテーションチーフの薮下でした。堀籠先生からは、薬剤師と居宅療養管理指導とのかかわり、小野寺さんからは、薬剤と歯科訪問歯科との関わり、当センターからは、歯科と居宅療養管理指導について講演しました。現在グループホームみのりは、当センターから摂食嚥下リハビリテーション(飲み込み、食べ込みの指導)と歯科治療の訪問診療を行っており利用者さんが非常に助かっているとのことでした。これからも訪問歯科診療、摂食嚥下リハビリテーションを継続していきたいと思います。(文責:薮下 吉典)

第21回日本摂食嚥下リハビリテーション学会に参加しました。

 平成27年9月11,12日京都国際会館にて上記学会に参加しました。この学会は、食べにくい、飲み込みにくい患者さんにどのような治療をするかとか喉に問題があるため肺炎・窒息・誤嚥を起こさないようにする治療・指導する学会です。参加者は、医師、歯科医師、看護師、歯科衛生士、病院関係者(言語聴覚士など)、調理師、施設関係者、ヘルパー、大学関係者など多岐にわたっております。当日の参加者数は、1万人以上という規模の大きい学会です。当センターからも吉岡主任、藤田運営委員長、薮下摂食リハチーフ、稲積摂食リハ担当医、服部摂食リハ専門医、館摂食リハ専門医が参加しました。内容も誤嚥性肺炎患者さんへの地域連携、食事支援、訓練、認知症、口腔ケア、脳卒中など多岐にわたっておりました。これからの道北口腔保健センターでの治療に役立てたいと思います。(文責:薮下 吉典)

〒070-0029 北海道旭川市金星町1丁目1番52号 TEL/FAX 0166-22-2290
Copyright (C) 2006 道北口腔保健センター All Rights Reserved.