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ホーム > 障がい者歯科診療の受診にあたって




障がい者歯科診療について−「受診にあたって」

持ち物

  • 保険証、身体障がい者手帳、受給者証(お持ちのものすべて)
  • 現在服用中の薬に関する情報(お薬手帳等があれば持参してください)
  • 小児では、現在使用中の歯ブラシ、着替えを持参してください

注意事項

  • 直前の食事を控えてください(吐くと危険です)
  • 患者さんの状態などによってキャンセルする場合は、早目にご連絡ください
  • 遠方から来られる患者さんもいらっしゃいますので、約束時間をお守りください
  • 治療内容によっては、順番が変わることがありますのでご了承ください
  • ご不明な点がございましたら、随時お尋ねください

診療費用

  • 歯の治療は、保険診療となります
  • フッ素を塗る場合・歯ブラシを購入する場合は、実費となります

保護者・施設付き添いの皆様へ

  • 当センターは、患者さんの状況の変化、安堵を考慮して、診療室内に保護者・施設関係者の皆様にも一緒に入室いただきます。
  • スタッフを信頼しましょう。(励ます言葉もありますが、できる患者さんには激励することもあります。治療される患者さんのための一言です。)
  • うまくできなくても叱らないでください。
  • 上手にできたときは、褒めてあげてください。
  • 体調の変動がある患者さんは、治療前に歯科衛生士に伝えてください。

初めて治療を受けられる方へ

治療を受けるにあたり、まず待合室から診療室に向かうことが大切です。
何をするのか不安だと思いますが、できるだけ本人に向かわせるようにするのが大切です。
少し時間がかかる場合がありますが、本人ができるようがんばらせましょう。
はじめが肝心、あせりは禁物です。診療室に入っても既に受けている患者さんの診療を見てびっくりしたり、隣で声を出してなかなかイスに座れない場合がありますが、ここでも本人の意思を尊重して自分で座るのを待ちます。
なかなか踏み切れない場合は、スタッフが助ける場合もあります。イスに座ったら、すぐ治療をするのではなくお口を開ける練習、歯ブラシの練習をします。
この時、お口の中の状態を検査し、むし歯がないか?歯ブラシはちゃんとできているか?歯肉が大丈夫か?などをチェックします。

チェックしたら保護者もしくは同伴者の方にお口の状態を説明し、今後の治療について話し合います。
場合によっては、イスでの治療ができるように何回か練習します。また、状態によっては(通院困難・体動が大きい場合など)、全身麻酔での治療をお勧めすることもあります。(連携医療機関に紹介)

保護者もしくは同伴者の方と、治療内容について承諾を得られたら治療を開始します。ここまでの話を長々と記載していますが、上手にできる患者さんであれば、待合室から5分くらいでできます。

治療がすべて終了したら、その状態を維持するため、定期的に検診することをお勧めします。
当センターでは、リコールシステムをとっていますので定期的にハガキを送付します。できるだけ、検診を受けてむし歯を作らないようにしましょう。

以前治療を受けたことがある方へ

以前治療を受けて慣れている場合は、治療まで進むのは早いです。しかし、あまり良い印象が無い場合は、まずその悪い印象をなくすことから始まりますので、場合によってはトレーニングが必要です。

抑制について

お口の治療は、歯を削るなど動くと危険な治療もあります。治療中に突然身体が動いたり、手を出したりすると非常に危険です。
そのため、本人の安全・治療時間の短縮のために、スタッフが手足をタオルで動かないようにしたり、専門の器機で抑制することがあります。

治療回数を重ねることによって治療に慣れた場合やトレーニングを積むことによって抑制しないで治療することは可能です。もし、できるだけ抑制しないで治療を受けたいとご希望の方はご相談ください。

外見では、つらそうに見える抑制でも治療を受ける患者さんによっては、抑制することで安心する場合があります。
例えば自閉症の患者さんなどは、治療形態の変化を好まない場合もありますので抑制の器機を継続して使用することもあります。

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